株式分割

「株式分割」とは、1株を2株というように発行済株式を細分化することです。

しかし新たに資金調達しているわけではないので、全体の時価総額が変わらないように株価の減価で調整されます。

企業側としては、株式公開後の株主数や売買高を増やして株式の流通性を高めることを目的として行われるのが通常です。

従来は、

株主総会の承認を得なければならない。
株式分割後の額面総額が資本金の額を超えないこと。
株式分割後の1株当たり純資産額が5万円以上であること。

などの規制がありましたが、平成13年10月に撤廃され、取締役会決議を経ることで、会社独自の株式分割が可能になりました。


また証券取引所やジャスダック市場が、株の購入単位が50万円前後かそれ以内になるように上場企業に要請していたこともあって、最低売買単位の金額が100万円とか200万円というふうに大きくなってしまった企業は、株式分割することで売買単位を落とすことが多くみられました。

しかし株式数の増加は、当然配当金額の増加を招きますから、この点を考慮すると、むやみに分割できるわけではないということになります。


ライブドアの場合、平成13年に3分割、平成15年に10分割。そして平成16年には2月に100分割、8月に10分割というふうに分割を繰り返し、分割以前の1株が、なんと3万株まで増えるというすごい分割でした。

でもライブドアは、ずっと無配だったわけです。

ヤフーの場合も、毎年2回の分割を繰り返して、1997年上場時の1株が2千株以上になっていますが、2005年3月期にやっと484円の配当を計上しています。

ライブドア事件を契機に、大幅分割には何らかの規制が設けられそうですが、そうでなくても、無配株の大幅分割には注意が必要です。

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