資本異動

会社四季報【資本異動】欄を見ると、その企業の発行済株式数の推移がわかるようになっています。

過去にその企業が行ってきた増資や株式分割の推移です。

増資の場合は、「公」や「三者」などの記号が付いています。

「公」は、公募増資のことで、具体的には公募による時価発行増資。

不特定多数の投資家に対して時価で新株を発行します。


「三者」は、第三者割当増資のことで、具体的には特定の相手に対して新株を発行する増資。

経営不振に陥ったときに資本強化策として実施されることが多く、発行価格が低めに抑えられるケースがほとんどです。

「優」は、優先株式の発行のことで、具体的には普通株よりも優先的な権利を持つ優先株式発行による増資。

特定の相手に資金援助を求める方法として発行されます。配当金の分配などで普通株より優先される権利を持つ代わりに議決権がないなどの特徴があります。


「有」は、有償割当増資のことで、既存株主に対して一定割合で新株を発行する増資。


昔は、公募増資を表明したりすると株価が上昇、そして発行後は急落するという現象がみられました。

時価発行ですから、企業としては発行時に株価が高い方が有利なわけです。

そして証券会社がそれを営業努力でバックアップしているふしがありました。

でも最近は、増資をすると株式数が増えて需給関係が緩むなどの理由によって嫌気され、必ずしも上昇するということもなくなりました。

というよりも、証券会社が昔のようなあからさまな手法が取り難くなったということでしょう。

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