国際情勢と株価

株価は、国内の様々な事象に反応しますが、世界各国で起こる事件や出来事にも大きく反応します。

1990年8月のイラクによるクウェート侵攻や2001年9月の米国同時多発テロなどの出来事により、日本の株価も大きな影響を受けました。

事前にある程度、情勢が予測できるような事象よりも、突発的に事件が発生したときが厄介です。

たとえば、2002年3月のイラク戦争なんかは、それまでに国連会議などでさんざん議論されていますから、戦争が始まる前に市場はそれに反応して動きますから、開戦が報道されても多くの投資家がパニックになることはありません。

むしろ材料織り込み済みということで、株価が上昇することもあります。

ですが先の二つの出来事などは、ほとんどの人が予測していない出来事ですから、パニック売りなどによって株価が暴落してしまうことが多いです。

こういう事態にどう対応するか?で運用成績が大きく影響されます。

事件が本当に突発的、一時的なものであれば、比較的早く市場は落ち着き、株価も暴落前の水準に戻りますが、その事件が、長期に渡り経済を圧迫するようなものであれば、暴落後も安値を更新するということになってしまいます。

そういうとき、あなたが正しい判断をするためには、普段から国際情勢にもある程度は精通している必要があります。

【ティガ的補講】
国際情勢の行方を正しく判断するのは、忙しいサラリーマンにはなかなか難しいのが現実です。

ですから自分が判断するのではなく、自分が信頼する人の判断に従うという手もあります。

忙しいサラリーマンは、信頼できる国際アナリストを見つけておきましょう!


為替と株価

【教科書的講座】
一般的には、円高になると、輸出関連企業は相手国での価格競争力が低下することから業績が悪化する→株価が下がると言われています。

もっと単純に言いますと、
今までアメリカで100ドルで販売すると日本円で1万円の売り上げだったものが、1ドル80円の円高の場合、8千円の売り上げになってしまいます。

同じ1万円の売り上げにするためには、価格を125ドルに上げなければならなくなります。

ということで、円高になると輸出関連企業の株価は低下。
逆に輸入関連企業の株価は上昇というふうに入門書には書いてあります。

【ティガ的講座】
しかしこれは、あまりにも短絡的な考え方。

輸出関連企業といえども、原材料は輸入していますから、こちらで円高メリットを受けているわけです。

逆に、輸入関連企業といえども、国内で販売するときには円高差益を還元する圧力がかかってきますから、円高メリットを全部享受するというわけにはいきません。
(どこかが円高メリット還元セールなんかをやりだすと自社もやらざるを得ない状況になってしまうこと)

円高、円安、どちらにせよ、一流企業はあるレンジの変動には耐えられるように考えて運営されていますから、マスコミが大騒ぎするほど業績には関係ないのが実態です。

あなたが気をつけていなければいけないのは、急激な為替変動が起こったとき、他の投資家がどう考えるのか。ここが最も大切なポイントです!


金利と株価

【教科書的講座】
一般的に、金利が上がれば、株価は下がる。金利が下がれば、株価を上がると言われています。

それは投資家が、金利が上がればリスクがある株を売却して、預金をする。または国債を買うという行動にでるからです。

反対に、金利が下がれば、多少のリスクはとっても株で資金を運用しようという投資家があらわれるからです。

個人投資家には今ひとつピーンとこないのですが、巨大な投資資金を持つ機関投資家等には、金利は考慮せざるを得ない大きな要因となります。

【ティガ的講座】
ただしここでもヒネリが必要で、金利上昇は、借金が多い企業にはマイナス要因となりますが、トヨタなどの金融資産が豊富な会社にはむしろプラス要因として評価されることがあるということも頭に入れておいてください。

長期投資 ⇒ 金利情勢は要チェックです。
短期投資 ⇒ 金利のニュースが報道されたとき、市場がどう動くか?ここが肝心!


株価の変動要因

根本的な株価の変動要因は、買いたい人と売りたい人との力関係で決まります。

買いたい人が多ければ上がるし、売りたい人が多ければ下がる。

これが全てです。単純です。

でも、その買いたいと思う人が、何を根拠に買いたいと思うのか?売りたいと思う人が、何を根拠に売りたいと思うのか?

そこら辺りに様々な尺度がありますから話が複雑になってくるわけです。

一番シンプルに考えるなら、たくさんいる投資家の内、資金を多く持っている投資家が、どう考えているのかがわかれば先回りして勝つことができるわけです。

でも世の中には様々な事象が毎日起こっていますから、それら全てを含んで先読みするのもそう簡単なことではありません。

ここでは、世間一般で言われている変動要因について考えてみたいと思います。

まずは、その中のひとつ、企業そのものの要因です。

単純に考えるなら、その企業の業績が上がれば株価も上昇します。反対に下がれば株価も下降します。

当たり前のように思いますが、ここでもちょっとヒネリが必要です。

株は、半年後を予想する性質があると言われます。

ですから、業績が上がりそうという予想が立った時点で上がり始め、はっきりと決算発表等で数字が表面化した時点で、業績織り込み済みということで下がるということも多々あります。

こう考えると、なんか非常に高度な心理作戦の応酬って感じがしますよね!


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