ゴールデンクロス

移動平均線の長期線が、横ばいまたは上昇している状態で、短期線が長期線を下から上に突き抜ける状態、これをゴールデンクロスと言います。

上昇トレンドを示すシグナルとして有名です。


逆に移動平均線の長期線が、横ばいまたは下降している状態で、短期線が長期線を上から下に突き抜ける状態、これをデッドクロスと言います。

下降トレンドを示すシグナルとして有名です。

ただし、長期の移動平均線(例えば13ヶ月と26ヶ月の組み合わせ。チャートで言えば月足チャート)で見るとかなり有効なんですが、短期の移動平均線で見ると、それから仕掛けにいっても遅い場合や、「だまし」がしばしばみられます。
(※シグナルどおりにいかないことを「だまし」と言います。)

次のチャートを見ていただくと、26週と52週の移動平均線が描かれています。ゴールデンクロスとデッドクロスがかなり有効なトレンドを見分けるサインであることがわかります。


移動平均線.jpg


グランビルの法則

60年代にアメリカの記者、グランビルが考案した「グランビルの8法則」というものがあります。あまりにも有名で、古臭い感じがしますが、現在の相場にも充分当てはまります。

株価は移動平均線に近づこうとする習性があります。それを利用して株価と移動平均線の位置関係から売買のタイミングを計る法則です。

なお、グランビルは200日移動平均線を使って法則を発見しましたが、移動平均の期間の取り方によって結果はかなり違ってきます。

短期の移動平均線は値動きに敏感に反応するため、例外が多くなります。

逆に長期の移動平均線の場合には例外は少ないですが、値動きに対する反応が鈍いため売買チャンスを逸するという欠点があります。

グランビルの法則は当てはまる場合も多いのですが、絶対的なものではありません。ですからこれだけで株価のタイミングを判断するのは危険と言えます。


まずは4種類の買いシグナルです。

グランヒルの法則(買い).JPG


1.移動平均線が下降した後で、上昇、あるいは横ばいとなった時に、終値がその平均線を大きく上抜きした時。(中・大勢の買い)

2.移動平均線が上昇を続けている時に、終値が平均線の下に来た時。(押し目買い)

3.終値が移動平均線を上回って推移しており、平均線に近づく下落を見せたが、結局平均線を下抜かずに上昇した時。(押し目買い)

4.移動平均線が下降を続けている時に終値が下落し、平均線から大きく下離れした場合、平均線に向かって短期的な反発の可能性がある。(短期的・消極的自律反発)

「グランビルの8法則」の売りシグナルです。

グランビルの法則売り2.JPG

5.移動平均線が上昇を続けている時に終値が上昇し、平均線から大きく上離れした場合、平均線に向かって短期的に反落する可能性がある。(短期的・消極的修正)

6.移動平均線が上昇した後で、下落、あるいは横ばいとなった時に、終値がその平均線を大きく下抜きした時。(中・大勢の売り)

7.移動平均線が下落を続けている時に、終値が平均線の上に来た時。(戻り売り)

8.終値が移動平均線を下回って推移しており、平均線に近づく上昇を見せたが、結局平均線を上抜かずに下落した時。(戻り売り)


移動平均線

ヤフーファイナンスのチャート(日経平均 2005年3月から9月)です。
期間を6ケ月にしてあります。

日経平均チャート2.JPG

ローソク足の見方の基本は、解説しました。
今回は移動平均線です。

見本チャートにローソク足以外に赤と緑の線があります。
これが移動平均線。赤が13週間の終値の平均値を結んだもの、
緑が26週間の終値の平均値を結んだものです。

単純な考え方ですが、現在も広く使われているテクニカル指標のひとつです。

平均値を結んでありますので、特定の日の値動きに左右されにくく、トレンドの方向性を見るのに適しています。

期間の長さはいろいろあるのですが、日足チャートでは5日と25日、週足チャートでは13週と26週が広く使用されています。

何を基準に決めているのか?という疑問がありますが、昔から使われているというだけではっきりとした根拠はありません。

ですが、プロの投資家を含めて広くみんなが見ている期間であると認識しておいてください。

チャートソフト(後で説明します)を使うと自分の好みの期間で移動平均線を描くこともできますが、みんなが見ている期間を知った上での応用にすべきです。

移動平均線は、複数の期間のものを組み合わせてトレンドを分析するのが一般的です。

前のチャートでも13週と26週の線が表示されていました。
この場合、13週を短期線。26週を長期線と呼んで区別しています。

株価と複数の移動平均線の位置関係によって現在のトレンドを判断します。

はっきりとした上昇相場の場合、株価、短期線、長期線ともに右肩上がりになります。
位置関係も株価、短期線、長期線の順番で上から並びます。

前のチャートにあるように、平成15年9月時点の日経平均もこのような形になっています。

反対にはっきりとした下降相場の場合は、株価、短期線、長期線ともに右肩下がりになります。位置関係も長期線、短期線、株価の順番で上から並びます。

問題は、それ以外の形になったときにトレンドをどう捉えるかです。

上昇相場を形成していた株価が下がり出し、短期線を下回るようになる。でも長期線、短期線ともに右肩上がりになっている。

この場合は、まだ上昇相場を継続をしており、一時的な下落だと見るのが一般的です。いわゆる「押し目」と言われるものです。

でも本格的な下降相場に転換する場合も同じような形になりますから単純に判断できないところがやっかいです。

※ チャートソフトについて

チャートは書籍としても売っていますし、ネット証券に口座を開設すると見ることができますが、やはりチャートソフトを使用されることを強くお勧めします。

ベクターには何種類かのチャートソフトがあります。有料、無料ソフトがありますから一度覗いてみてください。

なお、私自身はアルファーチャートを使っています。オプション機能以外は無料で使用できます。(1ヶ月間はオプション機能も無償で使えます。その後使用する場合は3,980円を一度だけ支払うことになります。)

すごく使いやすいので、私は気に入っています。


ローソク足の組み合わせ

ローソク足は、1本よりも何本も組み合わせてみることでトレンドを読み取る確立が上がります。

【窓】
通常、2本のローソクは重なり合いながら上下に動いていきますが、大きな材料とかが出ると前日のロウソクから飛び離れることがあり、これを窓が開くといいます。上げでも下げでも強力な勢いを示しています。

窓.GIF

【つつみ線】
前日のローソクをすっぽりと包み込む状態をいいます。長期下落後の陽線のつつみ線は底入れを示唆するといわれています。
反対に高値圏での陰線のつつみ線は反落を示唆するといわれています。

つつみ線.GIF

【はらみ線】
つつみ線とは反対に、前日の値幅の範囲内に収まっている状態をいいます。
売り方と買い方が綱引きをしている状態で、相場の転機を示唆すると言われています。

はらみ線.GIF

【かぶせ線】
前日の大陽線にかぶさるような形の大陰線になっている状態を言います。
特に前日の陽線の中心以下に達した陰線は、買い方が押し返されたと見られ、高値圏では売り転換を示唆していると言われています。

かぶせ線.GIF


実際のチャート

ローソク足の形を説明してきたわけですが、ここで実際のチャートを見てみます。
ヤフーファイナンスが提供しているチャートです。

それでは、証券コード4501の新日鉄のチャートを見てみます。
ヤフーのトップページのファイナンスをクリック
ヤフーファイナンスの画面で、証券コード欄に「4501」と入力。検索ボタン右のコンボボックスを「チャート」に変更して「検索ボタン」をクリック

新日鉄.GIF

新日鉄のチャートが表示されました。
ローソクが何本も波のように立っているように見えます。

単に終値を折れ線グラフで表現するよりもはるかに多くの情報を表現しています。

なお証券コードがわからなくても、企業名を入力してもかまいません。
また、企業名の一部だけ入力した場合でも、それに該当する企業全部がピックアップされて複数表示されます。

実際にいろいろな企業名を入力して、チャートを見てみてください。
値動きがビジュアルに捕らえることができる優れものだということが理解していただけると思います。

ローソク足の種類

【大陽線】
実体が長く、ヒゲが短い。買い意欲が強いとこういう形になります。底値圏でこれが出ると急反発の可能性大。

【大陰線】
実体が長く、ヒゲが短い。売り意欲が強いとこういう形になります。天井付近でこれが出ると、急反落の可能性大。

大陽線.GIF

【小陽線】
実体、ヒゲともに短い。値動きが少なく、相場が迷っている状態です。

【小陰線】
実体、ヒゲともに短い。値動きが少なく、相場が迷っている状態です。

小陽線.GIF

【上ヒゲ陽線】
実体に比べ、上ヒゲが長い。始値から高値まで上昇したものの、売り圧力に押し返されるとこういう形になります。天井付近でこれが出ると、反落の可能性あり。

【上ヒゲ陰線】
実体に比べ、上ヒゲが長い。始値から高値まで上昇したものの、売り圧力に押し返され、始値より下がるとこういう形になります。天井付近でこれが出ると、反落の可能性大。

上ヒゲ.GIF

【下ヒゲ陽線】
実体に比べ、下ヒゲが長い。始値から安値まで下落したものの、買い圧力に押し返され、結局始値より上昇して引けるとこういう形になります。底値付近でこれが出ると、反発の可能性が大きいです。

【下ヒゲ陰線】
実体に比べ、下ヒゲが長い。始値から安値まで下落したものの、買い圧力に押し返され、始値より下がるとこういう形になります。底値付近でこれが出ると、反発の兆しです。

下ヒゲ.GIF

【寄付同時線】
始値と終値が同じになるとこういう形になります。買いと売りが拮抗していたことを示しています。方向転換が近いことを暗示しているといわれています。

同時線.GIF

チャート

株式投資をしていくためには、チャート(ケイ線)を読むことは必須です。

チャートを見ずに売買することは、地図を持たずに登山するようなもので、大変危険です。

最初は、何が描かれているのかさっぱりわからないかも知れませんが、慣れてくるといろいろな情報を教えてくれる貴重な情報源に見えてきます。

チャートには、ローソク足、バーチャート、棒足、止め足、ポイント&フィギュアなど様々なものがあります。

でも一番ポピュラーなのは、ローソク足です。
これは日本で開発されたものですが、最近では欧米でも「キャンドル・スティック」と呼ばれて利用されているようです。

基本的な考え方は、ある期間の4本値(始値、高値、安値、終値)を表現しています。
日足チャートの場合は、一日の4本値を、週足チャートの場合は、1週間の4本値を、月足チャートの場合は1ヶ月の4本値を表しています。

始値より終値が高い場合を「陽線」、始値より終値が安い場合を「陰線」といいます。

ローソクの上や下についている細い実線を「ヒゲ」といいます。
上のヒゲを「上ヒゲ」、下のヒゲを「下ヒゲ」といいます。

ク足の基本形.GIF


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