トレンドライン

株価をチャートで描くと、小さな山や谷を描きながら、ある一定の方向に向かっています。これをトレンドといっているわけです。

そして山と山を、谷と谷を直線で結んだラインをトレンドラインといいます。そのラインが右肩上がりなら上昇トレンド、右肩下がりなら下降トレンドとみます。

上昇トレンドの場合は、安値と安値を直線で結び、このラインを下値支持線と呼びます。この下値支持線を割り込まない限り、上昇トレンドが続いていると判断します。

逆に下降トレンドの場合は、高値と高値を直線で結び、このラインを上値抵抗線と呼びます。この上値抵抗線を上回らない限り、下降トレンドが続いていると判断します。

このトレンドラインを割り込む、または上回るような動きになると、トレンド転換することが多いです。


○コラム

ドラマの鬼嫁で、株式投資のエピソードが放映されたことがあります。

かなりデフォルメされていましたが、本質的な部分を突いたところもあり、笑いながら観てしまいました。(息子が観ていたのを覗いてたら引き込まれてしまった・・・)

そのドラマの中で、「ランダム・ウォーカー理論」のことに触れていました。

「ランダム・ウォーカー理論」とは、株式投資は猿にダーツを投げさせて選んだ株を買うのと、専門家が懸命に分析した株を買うのと、投資成績は変わらないというもの。

「そんなバカな!」と思うかも知れませんが、アメリカの研究者が熱心に調べた結果だということらしいです。
その理論が正しいのなら、一生懸命に業績や財務内容を調べても余り意味がないということになります。

難しい専門知識を駆使して出した結論も、適当に出した結論も投資成績に差がないのなら、株式投資はギャンブルや占いと同じようなものなのでしょうか?

でも一方で継続的に利益を上げて、億という資産を築いた人物がいるのも事実です。

だったら株式投資は、継続的に利益を上げる方法があるギャンブルや占いのようなもの、ということになりますよね?

「ランダム・ウォーカー理論」はいろんなことを考えさせてくれます。

相場全体のトレンド

株で利益を得るためには「上がる株を買う」か「下がる株を売る」ことが必要です。ですから「上がる株」を探すか、「下がる株」を探さなければなりません。

でもその前に確認しておかなければならないことがあります。

それが「相場全体のトレンド」です。

今、株式市場がどのような状態になっているのかによって、「買い」から参入すべきか、「売り」から参入すべきかが違ってきます。

当然、相場全体が上昇トレンドのときは、「上がる株」を探す方が容易です。反対に相場全体が下降トレンドのときは、「下がる株」を探す方が容易です。

現物投資だけの投資家は、いつもいつも「上がる株」を探さなければなりませんが、これではどうしても効率が悪くなってしまいます。

信用取引を使うと、相場全体のトレンドを確認して、トレンドの乗るという作戦が立てられます。

中長期投資を主体にしている投資家は、企業の業績や成長性を拠り所に投資をしていますが、相場は意地悪ですからそんなに素直には動きません。

相場全体が上昇トレンドのときは、業績が悪かろうと、「先行き期待」なんていうよくわからない根拠で株価が上昇することがあります。

反対に相場全体が下降トレンドのときは、どんなに好業績企業だろうと成長性が高い企業だろうと「地合いが悪い」なんていう理由で下がってしまいます。

ということで、よほど「長期でじっくり」というような場合を除いて相場全体のトレンド確認は必須の作業になります。

相場全体のトレンドを調べる方法のひとつとして、日経平均株価のチャートがあります。

東証1部に上昇されている銘柄の中から代表的な225銘柄の平均株価です。他にも東証1部全銘柄を対象にしたTOPIXもありますが、投資家のほとんどが日経平均株価に注目しています。

株式投資においてはチャートは必需品です。

ファンダメンタル派の人に多いのですが、

「チャートはあくまでも過去の記録に過ぎない。それで未来が予想できたら苦労しない!」

などと言ってチャートを無視するか、あるいは軽視したりしています。

その論理は、まったくの的外れではありませんが、私に言わせれば、無謀そのものです。

例えば、プロ野球のセリーグ、来年はどこが優勝するかということを予想するとします。
選手の力量やフロントの姿勢などいろんなデータを分析して予想します。その際に、過去のデータはまったく役に立たないでしょうか?

この球団は、過去5ヵ年ずっとAクラスを維持しているとか、この投手は過去3年間ずっと10勝しているとかのデータも重要になってきます。

車は急には止まれない!の運動法則のように、未来はかなりの確立で過去の延長線にあります。

話が大きくそれてしましましたが、株の世界においても過去の記録を調べることはとても大切です。

ですからあなたはぜひ、チャートの読み方をマスターしてください。
以前にチャートの読み方についてはお話してありますが、よくわからない人は、チャートに関する記事をもう一度読み直してみてください。

個別銘柄の予想だけでなく、相場全体の予想をするにもチャートはとても頼りになるツールです!


いろんな媒体で今後の株の行方的なコメントを見かけます。

チャートを確認する癖のない人は、その情報の良し悪しを判断することができません。

「権威のある人が言ってることだから正しいのだろう!」的な判断しかできません。

普段の生活から言えばかなりの大金を投資するのに、そんな人任せな判断で決めている人がたくさんいます。

株に関するブログなんかを見ても、推奨銘柄を載せているブログが人気です。

多くの個人投資家が、値上がりする銘柄の情報だけを探しています。
「有名なアナリストの○○先生が、この銘柄を推奨していた!」

こういう情報は、あくまでも参考程度にして、自分でもう一度調べなければいけません。

今の相場のトレンドは?

まだまだ「買い」で大丈夫なのか?
その推奨銘柄は、自分の投資スタイルにとっても有望なのか?

ロスカットをどう設定するか?

どういう状態になれば手仕舞いするのか?

これらのことをしっかり考える癖をつけましょう!
人任せトレードでは、いつまで経っても上達しませんよ!



無料レポート「株式投資ファーストステップ講座」にも書きましたが、忙しいサラリーマンの方には、短期スウィング投資をお勧めしています。

私自身は、短期スウィング投資を実践しています。
1週間から2ヶ月ぐらいの期間で手仕舞います。

成果が早くわかりますから、ある意味楽しく投資ができます。

昔は、1年ぐらいの投資期間で利益をあげるような長期投資をしていましたが、負けているとき、つまり含み損をかかえているときは、気分が晴れずに憂鬱になっていました。

「もうダメ!これ以上の損は我慢できない。」とロスカットすると、非常に心が痛むわけですが、別のところで「これでスッキリした!」という気分になったりもするわけです。

つまり長期投資の作戦を立てて、それが失敗すると非常に精神衛生上悪い状態を長く保つことになります。

下がっている途中の株を「もうここらが底だろう!」と思って買うと、まだまだ下がるということはよくあります。

慌ててロスカットするとそこが底だった!なんてことを何回も経験すると「今度は我慢をしてみよう!」とねばったりしてしまうようになります。

ねばった結果、うまく反騰してくれて、利益を取れるケースもあれば、益々深みにハマってしまうこともあります。

こんなことを1年に数回やっていると、自分の投資技術とか投資判断が良いのか悪いのかよくわからないということになってしまします。
ですから私は、初心者ならなおさら短期で腕を磨いた方が良いのでは!と考えているわけです。

短期で腕を磨いて、資金に余裕ができたら長期でじっくり大化けしそうな銘柄も仕込む!

資金効率の面からもこういった戦略をお勧めします。

悩み解決方法情報センター

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